リジッドボディ基礎2


こんにちは。篠島です。今回はRBD Object DOPに関する説明をします。

 

今回のサンプルファイルです。
ribidbody2.zip

 

今回は下の様なごく簡単なネットワークで説明します。RBD Object によってSOP上からボックスを読み込んで落下させているだけです。オブジェクトごとにFrictionを変えて動きを変えています。

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a

 

RBD Object ノードの設定は以下のようにしました。Creation Frame がどのフレームでDOPオブジェクトを作るかを指定します。IF文によって、フレーム10よりも前のフレームでDOPオブジェクトを作るようにしました。一応、IF文のは下のに書きます。

if(<expression>, <true_value>, <false_value>)

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パラメーター内で $OBJID というのを書いていますが、これはDOPオブジェクト固有に割り当てられるIDを表しています。なので、Posiiton や Friction などのパラメーターに $OBJID と書いてオブジェクトごとに異なる値を指定することが出来ます。Object Name の所でも $OBJIDを付けて、複数のオブジェクトが作られる時に同じ名前にならないようにしています。

$OBJID は0から始まる番号です。今回のDOPネットワークを見てみると、一瞬 RBD Object ノードは一番上にあるので、このノードが一番最初に処理されるように見えるかもしれませんが、DOP基礎 9 ノードの処理される順番でも説明したとおり、DOP内で一番初めに処理されるノードは一番左のノード、すなわちGround Plane DOP です。Ground Planeのobjidを確認すると0になっているのが分かります。

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