Houdini to Krakatoa変換

Thinkbox Software社でPRT Exporter for Houdini 13プラグインがバージョン2として公開されました。
このプラグインはHoudini13.0.547以降のバージョンに対応し、POP NetworkノードのパーティクルをKrakatoaのPRT形式に出力することができます。
バージョン2では、Houdini13から追加されたDOPに統合されたPOP Network(パーティクルダイナミクス)にも対応しました。

  • ダウンロード手順
    Thinkbox GitHubにアクセスします。

    ThinkboxGitHub既にWindows,Mac,Linux用のバイナリファイルが用意されていますので、”Download Binary”にアクセスし、zipファイルをダウンロードして解凍します。
    ThinkBoxGitHubBinarydropbox

  • インストール手順
    Windowsの場合:
    exportPRT.dllを {Houdiniインストールディレクトリ}\houdini\dso へコピーします。
    Linuxの場合:
    exportPRT.soを {Houdiniインストールディレクトリ}/houdini/dso/ へコピーします。
    Mac OS Xの場合:
    exportPRT.dylib を {ホームディレクトリ}/ライブラリ/Preferences/houdini/{お使いのHoudiniのバージョン}/dso/ または /ユーザ/共有/houdini/{お使いのHoudiniのバージョン}/dso/ へコピーします。
  • 実行手順
    1. Houdiniを起動します。
    2.POP Networkノードでパーティクルを作成します。今回は以下のネットワークのパーティクルでテストします。

    POPNET POP Network -old

3.Houdiniのメニューから”Windows”→”Python Shell”を実行します。
4.Python Shellターミナルに
import Krakatoa
とタイプしてEnterを押すことでKrakatoaモジュールがPythonに読み込まれます。
PythonShell15.現行フレームでのパーティクルをPRTに出力したい場合は、
Krakatoa.exportParticles( hou.node( “POP Networkノードのパス” ), “出力パス.prt” )
とタイプしてEnterを押します。
例えば、以下のようにタイプします。
出力パスには”\”を使用せず、代わりに”/”を使用してください。

Python Shell2 フレーム毎にPRTファイルを出力するにはPythonのループ構文で対応すればよいので、
例えば、1~10フレーム分のPRTファイルを出力するなら、
for findex in range(10):
[Tab文字]hou.setFrame(findex+1)
[Tab文字]Krakatoa.exportParticles(hou.node(“/obj/geo/popnet1″),”C:/Users/indyzone/file” + str(hou.intFrame()) + “.prt”)
のように記述します。

Python Shell36.Maya2015版KrakatoaでPRTを読み込むことができました。
PrtKrakatoaMaya

Houdiniユーザーガイドをアップデート

HoudiniユーザーガイドをHoudini13用にアップデート致しました。

hd_ug_sample01 hd_ug_sample02

これまでのユーザーガイドでは、Houdini11~12を前提としてチュートリアルとなっており、Houdini13でもチュートリアルを学習できるように修正しております。
また、チュートリアル通りに作成したhipファイルを用意しております。

レッスン1では、以下のよう柱のモデリングから破壊までを学習することができます。

Tutorial1

レッスン2では、ティーポットのブロック化とデジタルアセットの使い方を学習することができます。

Tutorial2-1 Tutorial2-2

このHoudiniユーザーガイドは、Houdiniを弊社ならびに弊社パートナーよりご購入頂いたお客様へ無償でご提供致します。
また、弊社が定期的に開催しておりますHoudini講座を受講された方にも特典としてご提供致しております。