こんにちは、篠島です。前回に引き続きSideFXスタッフの ARI DANESH 氏による初心者向けチュートリアル「A LITTLE PARTICLE STREAM」の説明です。
前回のPrimitive SOPからポリゴンをパーティクルによって制御する後に、DOPネットワークを手動で作り、その中でPOPのシミュレーションをしています。ただ単純にそれぞれのポイントからパーティクルを発生させているだけです。Velocityを元にパーティクルが動くはずですが、元のジオメトリにVelocityが無いためにまるでトレイルのようにポリゴンが移動した後にパーティクルが作られています。
そして出来上がったパーティクルに対してAdd SOPでポイント間にラインを作るわけですが、そのままだとぐちゃぐちゃになってしまうので、DOPで作ったパーティクルシミュレーションの前に、Attribute Create SOPでポイントごとにwireという名前のアトリビュートを作っています。これによりこのポイントから作られるパーティクルは同じアトリビュートを持ちます。このwireアトリビュートを使ってAdd SOPで綺麗にラインが作られます。
あとは width アトリビュートを指定してレンダリングすることでラインの太さを変えています。
次回はこのレンダリング結果をCOPで合成する説明です。