今回はH16.5におけるHair and furの新機能の紹介です。
Hair and fur
新機能
- モデルを異なるエリアに仕切り、ローカルでグルーミングをし、後からGroom Merge オブジェクトにより個別のローカルグルームをブレンドすることができます。Guide Groomツールはオブジェクト全体選択やポリゴングループの選択ができます。さらに詳しい情報はFur Workflowをご覧ください。
- Adaptive Prune SOP でスクリーンスペースでヘアーをカットすることができます。
- Groom Switch SOP で2つのグルームをスイッチすることができます。
- アニメーションやシミュレーションされたヘアーをグルームすることができます。
- ガイド / ヘアーをカーブから生成(まつ毛カーブからまつ毛を作成等)
- 新しいGroom Fetch SOP でグルームからデータを取得。
- バリアブルセグメントカウントをサポート。短いヘアーは長いヘアーよりも少ないラインセグメントになり、ジオメトリを軽量化できます。
- どんなガイドからでもヘアーを生成できます。
- Curve Advect tool でクリック数回でカーブを描き、ラージスケールでグルームの方向をセットアップできます。
- 動物のファーのビルトインの保護毛と白髪のサポート。
改善
- 生産性とパフォーマンスの向上。スキンオブジェクトをGuide GroomとGuide Deformのインプットに繋いでソース関係を作ることができます。AnimateとSimulateは複数のオブジェクト選択に対応しました。
- ヘアーシステムの効率化、そして時間に依存しません。
- アニメーションやシミュレーションされたヘアをグルームすることができます。
- ガイドヘアーを補完する新しい手法が追加されました。
- より柔軟なマスク(カーブの長さやスキンのCurvature(曲率)等から)。
- シミュレーション設定をオーバーライドするアトリビュートをペイントできます。
- Guide Process SOPにベンドをコントロールするオプションが多数追加されました。
- アップデートされたガイドデフォームを使って、レストポジションとデフォーム後にヘアーを生成するオプションがHair Generateオブジェクトに付きました。