Houdini 16.5 新機能 Hair and fur


今回はH16.5におけるHair and furの新機能の紹介です。

 

Hair and fur

新機能

  • モデルを異なるエリアに仕切り、ローカルでグルーミングをし、後からGroom Merge オブジェクトにより個別のローカルグルームをブレンドすることができます。Guide Groomツールはオブジェクト全体選択やポリゴングループの選択ができます。さらに詳しい情報はFur Workflowをご覧ください。

  • Adaptive Prune SOP でスクリーンスペースでヘアーをカットすることができます。
  • Groom Switch SOP で2つのグルームをスイッチすることができます。
  • アニメーションやシミュレーションされたヘアーをグルームすることができます。
  • ガイド / ヘアーをカーブから生成(まつ毛カーブからまつ毛を作成等)
  • 新しいGroom Fetch SOP でグルームからデータを取得。
  • バリアブルセグメントカウントをサポート。短いヘアーは長いヘアーよりも少ないラインセグメントになり、ジオメトリを軽量化できます。
  • どんなガイドからでもヘアーを生成できます。
  • Curve Advect tool でクリック数回でカーブを描き、ラージスケールでグルームの方向をセットアップできます。
  • 動物のファーのビルトインの保護毛と白髪のサポート。

 

改善

  • 生産性とパフォーマンスの向上。スキンオブジェクトをGuide GroomとGuide Deformのインプットに繋いでソース関係を作ることができます。AnimateとSimulateは複数のオブジェクト選択に対応しました。
  • ヘアーシステムの効率化、そして時間に依存しません。
  • アニメーションやシミュレーションされたヘアをグルームすることができます。
  • ガイドヘアーを補完する新しい手法が追加されました。
  • より柔軟なマスク(カーブの長さやスキンのCurvature(曲率)等から)。
  • シミュレーション設定をオーバーライドするアトリビュートをペイントできます。
  • Guide Process SOPにベンドをコントロールするオプションが多数追加されました。
  • アップデートされたガイドデフォームを使って、レストポジションとデフォーム後にヘアーを生成するオプションがHair Generateオブジェクトに付きました。