Houdini Engine for Unity4.6のインストール方法
Unity4は32bitアプリケーションであるため、Houdini Engineをインストールするには、32bit版のHoudiniまたはHoudini Engineのインストーラーを使用する必要があります。
今回はWindows OSを例に説明します。
Houdiniでデジタルアセットを作成し、Unity4.6でそれを利用するのであれば32bit版のHoudiniのインストーラーをダウンロードします。
Houdiniでデジタルアセットを作成せず、ただUnity4.6でそれを利用するだけであれば32bit版のHoudini Engineのインストーラーをダウンロードします。
1.Houdini本体のインストーラーを使う場合
Sidefxのダウンロードサイトから32bit版Houdini本体のインストーラーをダウンロードします。
ダウンロードしたインストーラーを実行し、[Next]をクリック、License Agreementで[I Agree]をクリックしてライセンス規約に同意します。
コンポーネント選択で必要なコンポーネントを選択し、[Next]をクリックします。
Houdini Engine for Unity 4.6 32-bitにチェックを付けて[Next]をクリックします。
後はインストール場所等を指定して、進めていけばインストールの完了です。
これで”Houdiniインストールディレクトリ\engine\unity“にhoudini-engine.scripts.unitypackageがインストールされました。
2.Houdini Engineのインストーラーを使う場合
Houdiniでデータを作成しないけれども、UnityでHoudiniのデジタルアセットを利用したい方ならHoudini Engineだけをインストールすることもできます。
Sidefxのダウンロードサイトの下側で32bit版Houdini Engineのインストーラーをダウンロードします。
ダウンロードしたインストーラーを実行し、[Next]をクリック、License Agreementで[I Agree]をクリックしてライセンス規約に同意します。
そして、インストール場所を指定して[Install]をクリックします。
これでHoudini Engineがインストールされます。
Unity4.6でHoudini Engineプラグインを読み込む
Unity4.6を起動して、AssetsメニューからImport Package/Custom Packageを実行します。
HoudiniまたはHoudini Engineインストールディレクトリ\engine\unityの中にあるhoudini-engine.scripts.unitypackageを開きます。
そして、Importをクリックします。
これでProjectのAssetsにHoudiniプラグインがインストールされ、Houdini Engineメニューが追加されました。
Houdini EngineメニューのLoad Houdini AssetからHoudiniデジタルアセットを開きます。
HoudiniまたはHoudini Engineインストールディレクトリ\engine\unity\Assets\OTLs\Samplesの中にHoudiniデジタルアセットのサンプルがあります。
そのサンプルフォルダのEverGreenフォルダにあるEverGreen.otlを開くと、下図のようなプロップが読み込まれます。このプロップのパラメータをUnity側で変更することができます。