HOUDINI_USER_PREF_DIR


デフォルトでのHoudiniの環境設定ファイルはホームディレクトリに格納されます。HOMEシステム環境変数を変更していなければ以下のフォルダが環境設定ファイルの保存場所になります。
Windowsの場合:
C:\Users\{ユーザー名}\Documents\houdini{バージョン名}
Macの場合:
Macintosh HD/ユーザ/{ユーザー名}/ライブラリ/Preferences/houdini/{バージョン名}
(ターミナルのパスは /Users/{ユーザー名}/Library/Preferences/houdini/{バージョン名}です。)
Linuxの場合:
/home/{ユーザー名}/houdini{バージョン名}
に格納されます。

Houdini14からは、その環境設定ファイルの場所を示すシステム環境変数HOUDINI_USER_PREF_DIRが追加されました。
この環境変数を利用することで、Houdiniの環境設定ファイルの場所を変更することができるようになりました。
Windowsでは環境変数に
HOUDINI_USER_PREF_DIR = 設定ファイルの保存場所\__HVER__
と定義します。
例えば、HOUDINI_USER_PREF_DIR = C:\HoudiniSetting\__HVER__
とかC:\HoudiniSetting\Houdini__HVER__などのように設定します。
必ず”__HVER__”を付けてください。__はアンダースコア2つです。Houdiniが自動的に”__HVER__”をHoudiniのバージョン番号に置換します。

Environment設定が終わりましたら、OSを再起動します。
Houdiniを起動すると、HOUDINI_USER_PREF_DIRの場所に設定ファイルが生成されます。
ExplolerMacやLinuxはお使いのシェル環境に合わせて環境変数を設定してください。
MacでHOUDINI_USER_PREF_DIRの値を反映させてHoudiniを起動するにはHoudini Shell TerminalからHoudiniを起動させる必要があります。