こちらの記事では、InstantMeshプラグインの概要およびInstantMesh SOPを使用して、容易に行えるジオメトリのクワッド数の調整についてご紹介します。
また、InstantMeshについては、SideFX社ホームページ(英語)でご紹介されています。併せてご参照ください。
インテグレーションツール
Instant Meshes
Instant Meshesプラグインを使用して、Polygon Soupをクアッドトポロジーで構成されるクリーンで流れるようなメッシュに変換します。フローのリダイレクトは、このリトポロジーツールを使用してペイントストロークを設定することと同じくらい容易です。
InstantMeshの使用については、SideFX Labsツールセットのインストールが必要です。
SideFX Labsツールセットのインストール手順については、以下の記事をご参照ください。
●Houdiniの内部システムからの直接インストール
●Githubからの手動インストール
今回、Houdini18.0.342を使用しています。
最初に、Houdiniを実行して、SideFX Labsツールが適切に読み込まれていることを確認します。ジオメトリコンテキストにアクセスして、Test Geometry Squabを作成します。
次に、Labs Instant Mesh SOPを作成します。
Instant Mesh SOPにディスプレイフラグをつけると、ジオメトリのポリゴンが削減されたことが確認できます。
Instant Mesh SOPパラメーターのTarget Polygon Countを調整することで、必要なクワッド数を指定することができます。
その他のパラメーター
Create Angle
エッジループの配置場所を決定する際に生成される最大の折り目の角度を指定することが可能です。
Number of Smooth Iteration
メッシュ作成中のジオメトリの滑らかな反復回数を制御します。