Mantra ROPでIFDからレンダリングする方法


こんにちは、篠島です。今回はMantra ROPでIFDからレンダリングする方法を説明します。

 

今回のサンプルシーンです。
Mantra_IFD.zip

 

Houdiniはレンダリングする際にIFDという中間ファイルを作成し、Mantraはそれを読み込んでレンダリングするわけですが、IFDファイルをレンダリングするにはコマンドラインで下のように書きます。

mantra -f IFDファイル名

ここの部分は自分が以前セミナーの時に軽く話したので興味がある人はインディゾーンの購入者特典から動画が見れるので見てみて下さい。

 

もし何らかの理由でIFDファイルを作成し、コマンドラインじゃなくてMantra ROPからIFDファイルからレンダリングしたい場合、下のように、MantraのDriverタブでCommandの部分に先程のIFDレンダリングコマンドを打てばROPを使ってIFDのレンダリングができます。

この技の使い道なんですが、レンダーファームは大体IFDを作成する場合は自動的にIFDからのレンダリング用のジョブも作ってくれると思いますが、万が一 ROP Dependancy などカスタマイズしたいよーって人や、IFD作成のジョブだけ投げてレンダリング用のジョブを投げてなかった人とか、レンダリング済みのIFDで後にアセットに変更が加わり再レンダリング必要な人、レンダリング画像がどこかにいってしまってIFDから再レンダリングが必要な人等はこの技が役に立つと思います。

 

追記:

というか、HQueue Render使えばIFDからレンダリング出来ますね!レンダーファーム使えない人用の小技・・・という事で。