Mantra ROPパスマッピング


どうも篠島です。前回はIFD作成時にドライブレターが含まれると問題が発生すると説明しましたが、今回はパスマッピングでこの問題を解決する方法を説明します。

Mantra ROP のギアアイコンから Edit Parameter Interface… を選びます。

Edit Parameter Interface ウィンドウが出てくるので、Render Properties タブから Path Map Entries という項目を探し、→矢印をクリックして Existing Parameters の方に追加します。。Filter の所で path と入力すると簡単に見つけることが出来ます。

すると Driver タブの中に Path Map Entries という項目が出来ているのが分かります。 + アイコンを押してエントリーを追加し、下図のようにドライブレターをUNCパスにマップします。すると H: が //192.168.200.60/hq に置き換えられます。

試しにIFDファイルの中身をみてみると pathmap -a “H:” “//192.168.200.60/hq” と追加されているのがわかります。これにより、IFD内のパスに H: と書かれていても自動的にUNCパスに変換してくれるのです。

このパスマップをうまく使えば、UNCパスをLinuxのパスにマッピングすることで、WindowsとLinuxが混在するファームでもIFDのレンダリングをすることができます。