こんにちは篠島です。さて、前回はパーティクルをカーブに添わせました。ここで今まで学んできたことを元に竜巻を作ってみます。POP Curve Force DOPを使うことで簡単に竜巻エフェクト作ることもできますが、今回は一から作り理解を深めてみましょう。
今回のサンプルファイルです。
tornado_v1.zip
まずはカーブを下の様な感じで書きました。
そして肝心のPOP VOPの中身はこんな感じになっています。前回の記事で説明したカーブに添わせる方法と、POP VOPでパーティクル制御1 と POP VOPでパーティクル制御2 で説明したように カーブに添わせるベクトル、中心に向かわせるベクトル、回転させるベクトルを作り、それらをAdd VOPで全て足します。そしてそれらの結果をVelocityにアウトプットしています。POP Curve Force DOPはその名の通りフォースを作っていますが、自分で作ったPOP VOPではVelocityでコントロールしています。
さて、再生してみるとパーティクルが確かに回転しながらカーブの方向に動き、カーブに向かって収束しています。
一度に進めるとVOPネットワークがスパゲティの様になるので今回はここまでにします。