Siggraph 2017 Houdini Hive – Virtual Authenticity: The Use of Houdini in VR Storytelling


今回はNew RealityによるGiantTreeというVRプロジェクトのストーリーを伝える事をメインとした説明で、Houdiniでの説明はあまりありませんでした。

Giant

Giantはディレクターが実際に幼少時代にセルビアで経験した戦争を元に作られています。

まずはプロジェクトが始まるまでの経由(先進国の人がシリアなどの戦争などの悲しみをVRで体験したらどうなるだろうか等)を説明し、VRのための現場撮影(DepthKitというカメラ でレコーディング、Depth情報も記録)、Nukeなどでコンポジットし、最終的にはUnreal内に全てのアセットを持ち込みでVRを作っていました。

Houdiniは部屋での天井が崩壊するシーン等で使われています。

 

Tree

Treeは熱帯雨林の破壊を問題提起し、作品を通して人々に行動を起こさる事を目的とした作品です。プレイヤーは実際に木になり、種から発芽する瞬間から死までの時間を体験できるそうです。お客さんは初めに実際に種を自分の後ろの土に植えてから実際にゲームをするそうです。

Houdiniは木の作成等に使われました。